片手間トレーダーの勧め

片手間トレーダーの勧め

たまにテレビの番組で、株主優待で生活をしている人を紹介していることがあります。もともと頭の切れる方のようで、プロの将士だったそうです。プロのトレーダーではないのですが、本業の片手間にやっていたのでしょう。最近はこの人のような本業の片手間に証券取引をしているトレーダーの方が少なくありません。デイトレーダーのように派手な取引はできませんが、時間制限がない長期取引に徹すれば、驚くほどの利益率が狙えます。

素人投資とも呼ばれるこのような投資手法は、お昼休みにスマホの画面で株価をチェックするという投資家には最適です。売り買いを煩雑に繰り返すだけがトレーダーではありません。株式投資の格言で「休むも相場」というものがあります。自分で自信が持てないような状況であれば投資をする必要はないのです。

新聞や朝のニュースを毎日見ていると、いろいろな情報が得られます。日本の金融政策や景気の情勢だけではなく、個別企業のヒット商品なども紹介されています。最近新聞の購読者が少なくなっているようですが、株式投資である程度の利益を出している人は日経を読んでいます。日経系列のテレビ局が早朝にニューヨークからの生中継を放送していますが、新聞の情報量には負けます。言い方を変えれば日経程度の情報量を毎日収集していないと株式投資はできないということです。

片手間トレーダーとはいえ、この程度の努力は必要で、証券会社のお勧め銘柄ばかり買っていては利益が出ません。このような銘柄はお勧め銘柄になる前に上客に勧めており、一般客がドッと買い始めて値段が上がったら売らせるのです。つまり、一般客は儲けることができないわけです。情報は自分で収集するものですし、ある程度日経を読み続けていれば結構情報収集ができるようになります。継続は力なりです。

このようにして、自分の本業に影響が出ない程度に長期視点で株式投資をすることで、資産がいつの間にか増えているのが素人投資のいいところです。デイトレーダーばかりがトレーダーではないのです。